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2016年2月19日 (金)

原点に戻れば何でもできそう

またまた暗い雨の金曜日、さっき外人局に行ってビザを受け取った。Oh...このためにドレスデンを捨てて来たんだと感慨ひとしお~確定申告と格闘中の私、暗い気持ちが少し慰められた。家に戻ると、カーペットの上に書類が並んでいる。机の上じゃとっても場所が足りないからだが、吐き気だよ、吐き気。

外人局への道すがら、ラジオからシリアからの難民キャンプについて報道していた。どこのキャンプか聞きのがしたが、そこは4分の1以上未成年で占められている。で、そのような若い年齢層の難民を対象にした時、如何にドイツに受け入れるかは明白で、一に教育、二に教育、それ以外の様々な問題は二の次になる。

幼児集団、児童集団はまず自由に遊ぶ輪に馴染むことからスタートしている。外で安心して遊ぶこともできず、家に閉じこもっていた子供たち。同年齢の子供たちと一緒に泣いたり笑ったりすることから始まる。最初ドイツ人の保母さんや先生に恐怖を抱いていた子供たちも、3日もすれば喜んで輪に入って来ると言う。親としてはこの子たちのために将来をドイツに賭けたわけだ。

ある16歳の女の子は、午前中をドイツ語教室、午後を裁縫教室で過ごす。「もしシリアにいたら、結婚してもう子供がいるかも知れない。私の将来は無かったと思う。ドイツは全ての人に教育を受ける権利があるので、私は大学に行きたい。」と流暢な英語で話す。ドイツ人の先生は「キャンプに生活する難民には、タスクがあるということが生き甲斐になる。ミシンを操り、手仕事を学ぶだけで彼女たちは生き生きしてくる」という。

ある10代の男の子は、ドイツ語教室に行かない。彼は「教室に行っても進むテンポが遅いから、部屋で勉強する方が能率がいい。」と部屋で1日勉強している。2人で一部屋使うので「時々でいいから一人になりたい」そうだ。この子は自分で自分の可能性を開こうとしている。。。エライッ

ドレスデンから経済難民で来た私は、この子たちに見習わねばならないことが多い。常に原点復帰して何をしなければならないか見つめ直す必要がある。彼らの状態は私の原点の姿だ。そこに戻してもらって有難う~
確定申告に頑張ろうと思い直したわけ。

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コメント

ドイツは雨が多いんですか?こちらも、今朝からずっと雨が降っています。ヨーロッパは日照時間が少ないから、太陽が出ると、こぞって日光浴をすると言うのを聞いたことがあります。うちは居間と仏間に朝は日が一杯射し、とても気持ちがいいです。太陽の光を浴びると、とても幸せな気分になります。
いつもドイツで古今奮闘頑張っているマザーデュックスさん、あなたのその行動に励まされている人がどこかにきっといると思います。言葉にださなくても人は見ている。

投稿: 睡蓮 | 2016年2月20日 (土) 08時35分

長年ドレスデンでキリッと寒くてカラッと澄んだ空に慣れると、デュッセルはジトジト・・・
睡蓮さんのコメントには励まされます。温かいお言葉、有難う~~
自分で被害妄想かと思う時もありますが、艱難汝を玉にす!というか・・玉になれるわけもなく、玉砕ですが、結局は楽しいです。
それに原点で苦しんでいる人を見ると、優しくなれるし。。。睡蓮さん、日本はまだ寒そうですね。ご自愛ください。

投稿: マザーデュックス | 2016年2月21日 (日) 21時14分

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